『海を感じる時』から恋愛を考える

映画『海を感じる時』から恋愛とは何かを考察しました。男女間での恋愛観の違いや作品のシーンから学ぶ恋愛学などを紹介します。

作品から学ぶ恋愛観・恋愛心理

男性の恋愛心理(1)身体的充足を求める

男性恋愛心理
恋愛をスムーズに進めるためには、男女間での恋愛心理の違いを理解するのがおすすめです。女性は恋愛をすることで「精神的な快楽」を求める傾向があります。つまり恋愛をすることで心が満たされて幸せに感じることを求めることが女性の恋愛心理となります。一方男性の恋愛心理は、身体(性)の快楽を求めて身体的接触をするために恋愛をする傾向が強いです。これは10代後半〜20代の若い世代に顕著に現れる傾向です。この男女間での恋愛心理の違いを認識した上で、恋愛をすると相手を理解することに繋がり、より恋愛を楽しむことが出来ます。

今回は男性の恋愛心理を『海を感じる時』の描写を通して、考察します。

男性の恋愛心理:身体(性)的な充足を求める

一般に若い世代の男性は、恋愛に精神的な充足よりも身体(性)的な充足を求める傾向が強いです。特に若いうちは、異性への性的関心が高まる思春期と重なり、身体(性)的な快楽を求める気持ちが非常に高まる時期でもあります。そのため男性の心のなかで、理性と性欲の葛藤が時に生じます。女性が恋愛に精神的な充足を求め愛情を求めるのに対して、対照的な恋愛心理が働いています。

『海を感じる時』でのシーン

『海を感じる時』のストーリーの前半で、洋は高校の後輩である恵美子にキスを迫ります。しかしこれは洋は恵美子が好きだったのではなく、異性の身体に興味があったためだと洋は以下のセリフで正直に伝えています。

「ただ女の人の体に興味があっただけ」

「僕はね、君じゃなくても良かったんだ。」

キスをしてから洋は恵美子から自身への心(愛)を求められて猛烈なアプローチを受けます。それに対して洋は恵美子を、理性から拒絶をします。しかし恵美子の強いアプローチに加えて、身体的接触をしたいという自身の性欲に負けて、恵美子と関係を持ちます。
また洋が上京をしてからも、恵美子がアプローチをしてくると拒絶しつつも、性欲に負けてしまい関係をもつことが続きます。

洋の恋愛心理

洋は部活の後輩の恵美子にキスをします。しかしそれは恵美子への恋愛感情ではなく、思春期特有の異性への興味によるものに過ぎませんでした。洋は好きではない恵美子に手を出すことはいけないことだという理性と、身体的接触をしたいという若い男性特有の葛藤に苦しみ、恵美子と距離をおきながらも求められた時は拒まず関係を持ちます。この関係は洋が上京してからもしばらくの間続きます。
これらの洋の行動は、身体(性)的な快楽を求める男性特有の恋愛心理に従ったものだと言えます。

まとめ

今回は男女の恋愛観の違いについて考察する上で、特に若い男性の恋愛観についてフォーカスをしてみました。そして男性は恋愛に身体的充足を求めるという恋愛観を『海を感じる時』の洋の描写から考察しました。

若い世代では恋愛に精神的な充足を求める女性と、身体的充足を求める男性との間に恋愛心理の違いがあります。この男女間の恋愛心理の違いを頭の片隅に置いて相手と接するようにすると、恋愛がよりスムーズに進めることが出来ます。

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