90年代のスウィング・ジャズのリバイバルを背景に、カリフォルニアの映画産業の片隅で生きる不安定な若者たちの生活を描いた1996年のアメリカ映画といえば、『スウィンガーズ』でしょう。出演したヴィンス・ヴォーン、ヘザー・グレアム、ロン・リヴィングストンたちはすぐに人気が出て、映画は高く評価されました。物語は成功を夢見てロサンゼルスに来たコメディアンのマイクを中心に展開していきます。しかし、期待通りにはいかず、恋人のミシェルとも別れます。友人のトレントや役者仲間たちはマイクを励まし、休養をすすめます。こんな時にはどうしたらいいのでしょう。そう、それはラスベガスに行くこと。仲間たちはラスベガスに繰り出すことを企画し、彼らはそこでいくつもの愉快な出来事に遭遇します。作品中、ラスベガスでの最も印象的なシーンの1つはカードが11だった時にダブルダウンするかでマイクとトレントが言い争うシーンです。

 『オースティン・パワーズ』(1997年) 

 『オースティン・パワーズ』3部作の第1作 で1997年に制作されました。物語は1967年に、イギリスの諜報員の オースティン・パワーズ と宿敵のドクター・イーブルが冷凍睡眠に入るところから始まります。30年後、オースティン・パワーズとドクター・イーブルは復活しますが、新たな時代の価値観に適応するのに苦労します。ご存知のとおり、 「絶対観たい おすすめのブラックジャック映画」 ですから、本作は楽しいシーンや爆笑シーンであふれ、すばらしく独創的なブラックジャック映画となっています。本作はギャンブル映画ではありませんが、『オースティン・パワーズ』ファンの多くが思い返すことのできるブラックジャックのワンシーンがあります。ナンバーツーがディーラーのすすめを無視して、17でヒットする場面です。ナンバーツーがX線の目で次のカードが4であると把握していることを知る者は誰もおらず、彼は勝利を収めます。オースティン・パワーズはナンバーツーのリスキーな賭けに対抗心を燃やします。

『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008年)

ブラックジャックを題材とした映画では『ラスベガスをぶっつぶせ』は外せません。実話をもとにした作品で、MITの学生たちがカードカウンティングの技術をもってラスベガスに乗り込み、荒稼ぎする活躍を描いています。ジム・スタージェス演じる優秀な学生 ベン・キャンベル がハーバード大学医学部の合格通知を受け取ることからすべてが始まるのですが、ベンは学費の30万ドルを用意することができません。奨学金を申請しますが、特に感銘を受けるようなことをしていなければだめだと突っぱねられます。MITに戻った ベン はミッキー・ローザ教授にモンティ・ホール問題について問われ、見事解答します。ローザ教授はベンの最近の試験の成績を確認した上で、数人の学生とともに開催しているブラックジャックの研究会にベンを招き入れます。この研究会はカードカウンティングと秘密の合図で勝利の確率を上げようとするものでした。

『ルール・オブ・デス カジノの死角』(1998年)

1998年に公開されたイギリスのネオノワール映画で、ロンドンでディーラーとして働く小説家志望のジャック・マンフレッドが主人公です。ジャックはカジノの世界にすぐになじみ、ディーラーの仕事は彼の人生に影響を及ぼし続けます。「絶対観たい おすすめのブラックジャック映画」。ジャックはマットと友人になり、カジノの同僚であるベラに惹かれます。さらに予想されたことながら、恋人のマリオンとの仲は崩壊し始め、とりわけ、マリオンがジャックの小説に描かれたギャンブラーの敗北を楽しむ冷酷な人物についての一節を読んだ時から悪化します。ジャックこそが典型的なディーラーであり、小説の中で自身の仕事に対する考えを表現していたのでした。